男たちの夜

以前「福島から来ている独り者の寂しい男たちを我が家に招いてビキニ姿のマウイ女たちをまわりに侍らせ(はべらせ)ながら酒を飲もう」というオヤジ臭プンプンの企画を妻に話したことがあるが、昨日は原発10キロ地区のサーファージュン君と陸前高田地区で壮絶な体験をしたアスリートダイスケ君とマウイ島俳句山に住むメネフネ山ちゃんという独り者男を3人招き遅くまで酒を飲み交わした。残念ながら私の目に適う小野真弓ちゃんのようなマウイ女は見つけられなかったのでビキニ女性は揃えられなかったが代わりによく喋る新潟女がやってきた。

福島の地元で長いことサーフィンをしているジュン君は彼の人柄だろうが多くのサーファー仲間がいて(彼自身クリスチャンでクリスチャンサーファーネットワークにも所属している)、福島の機能がマヒした時に日本全国から仲間のサーファー達が車一杯ガソリンや食料や水を道なき道を運転して調達してくれ、彼はそれを地元の困っている人に配ったりしながら最初の2か月を忙しく過ごしていたらしいが、生存確認を市町村に連絡しなかったので、ある日TVを見ると行方不明者の欄に自分が出ていたので「びっくりしたわー」という何事も一所懸命の彼らしいエピソードが面白かった。震災直後は日本中のサーファー仲間から「ジュン、生きてっか?」「今何が必要だ?」と電話が鳴りやまなかったらしい。「HIROさん、サーファーって世間じゃあまり評判良くないけど、本当に素晴らしいっすよ。」と言っていたがそれは彼の人徳でもあるはずだ。

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ダイスケ君は私のおちゃらけブログに書くのは失礼なくらい壮絶な体験をしていて今日酒を酌み交わしながら聞いたリアルな話は僕の心の中にこれからもずっと残ると思う。彼はここにきて(ハワイ)いろんなものが少しずつ吐き出せるようになってきて気持ち的にもだんだん楽になってきているという。ダイスケ君が言った「僕たちは弱者だけど敗者じゃないので憐みの目で見ないでほしい」という一言だけはみんなに伝えておきたいと思う。

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彼の左腕には奥さんに会った日、ハワイで結婚した日、娘さんの誕生日、奥さんの亡くなった時間など色々な思い出が彫られている。



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