真砂女

湘南新宿線に乗って群馬県の高崎に行った。駅を降りると立派なビルディングだらけで地方の特色というモノは感じられないが、吸い殻一つ落ちてない清潔さは見事だ。ホテルまでの道すがら定食屋に入ったが丼モノが300円を切る安さには驚いた。100円のサラダもボリュームがありおいしい。ドル安なのでこのデフレ効果は助かる。

夕方はタクシーで高崎市民文化会館まで劇団朋友の芝居「真砂女」を見に行く。私はこの芝居を見ることが今回の旅の目的の一つでもあった。俳人真砂女は妻の祖母にあたり、私達の結婚式にはハワイまで来てくれて、「わたしゃーどろどろの溶岩が見たいねー」と激しい性分の一片を垣間見せてくれた。劇団朋友の芝居では妻の母、文学座の本山可久子が客演という形でナレーター役をしている。着物姿できりっと舞台に立つ姿はとても80過ぎには見れない(あ、いっちゃった)。オヤジ外人がころっと惚れちゃうような美しさだ。

芝居中ほろっとさせる場面がいくつかあるのだが、瞳を潤わせながら、ふと隣を見ると妻が身体中ふるわせてハンカチに顔を伏せて嗚咽をこらえている。身内だから思い出しちゃったんだなー、無理もないよなー、でも芝居中は静かにしないとまずいよなーなどと思っていたので休憩時間に「お前身体振るわせて泣いてただろー」と聞くと「ばっかじゃないの。あれはクシャミを必死で押さえてたのよ。なんかアレルギーみたい」だってさ。

生の人間が演じる身内の芝居はとても面白く堪能した。娘は誰もマイクを使ってないことを知ると驚いていたし、お婆ちゃんが有名なアクターで曾お婆ちゃんが有名なポエマー(俳人)であることもこれではっきりと認識したことだろう。東京では2月に公演があるというので興味のある人は下のリンクから詳細を調べてください。チケットを買いたい人は劇団朋友に申し込む際に「本山扱い」というと身内料金で安くなるらしいですよ。

http://www.gekidanforyou.com/index2.html

芝居の後、楽屋でママと落ち合い一緒に食事をした。落ち着いた場所で食べたいというので外人が来たら接待に使いそうなオープンキッチンの店に適当に入ったら出てくる料理がすべて美味しくびっくりした。私が熱燗と焼酎のお湯わりをグビグビ飲んでいると「イビキがうるさくなるからもう飲まないで」と娘からダメ出し。

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はい、役者母とサーファー娘

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