Old man look at my life, I'm a lot like you were.

本日は海の撮影をしようと自分で決めた。

ビッグビーチで空と海と波と砂の写真を撮ろう。

溢れるばかりの太陽光があるはずだ。

マケナあたりにクルマを走らせていると若者が大きな丸太を持って道路を歩いている。

なにしてんのかな?とちょっと気になったものの

目的地まで行き三脚をセット。

早朝のマケナビーチはひっそり閑としている。

1時間ほど色々な撮り方を試した。

クラークリトルのように波を切り取ったり、柴田満之のようにフォーカスを甘くしたり。

暑くなってきたのでそろそろ戻ろうかなと家路を目指すと

先ほどの若者が私の車に親指を立ててヒッチハイク。

「甘ったれんじゃねーよ」と何故か敵対心を持ち若者をにらむ。

彼の視線をとらえると犬のような無垢な目をして「しょうがないか」とあきらめ次のクルマを待つ。

こんな時間のこんな場所に他に走ってるクルマはいないって。

ルームミラーを除くとやはりずっと後ろにもクルマは走っていない。

よっぽどUターンして若者を乗せてあげようかと思ったがしなかった。

何故あの時に止まってあげなかったんだ。何をそんなにいらだっていたんだ。

そんなことを考えながら運転していると答えらしいものが見つかった。

髪の毛を肩まで伸ばし上半身裸でてくてく歩いているあの若者に嫉妬したんだ。

きっと彼は守る家族も今月の支払いも歯医者のアポイントメントも何もない自由人だ。

有り余る時間と健康な若さをこの島でめいっぱい使えるのだろう。

そんなことがきっと一瞬で分かってしまったんだな。

嫉妬するなよ、かつて自分もそうだったじゃないか。順番だよ。

その通りだ、だから止まって乗せてあげなかった自分を悔やんでいるんだ。

嫌な大人になっちまったもんだってさ。

まるでイージーラーダーに出てくる保守的なファーマーだよ。

奴らにだけはなりたくなかっただろ。

自戒の念をこめて今日のことはしたためておこう。

DSC_0348-1.jpg

アンセルアダムス風に




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No title

そうね!
ただ単に「若い」ってだけで「嫉妬」することもある。
でも、ヒロさんのような大人になりたいって思ってる若い人もいるんじゃないかな。

Just the way you are!

No title

ritsukoさん、すごい慰められた気がする。ありがとう。あの時は自己嫌悪でしたね。つーか人の良さそうなヒッチハイカーを乗せないときはいつも自己嫌悪に陥るかも。

No title

hiroさん、やっぱ好きだ。いい人だね。

No title

友子ちゃん、ありがと。こういうの書くのこっぱずかしいんだけどね。

From Kobe

ラストワルツでHELPLESSを歌っている彼の鼻に何かついていませんでしたか?

No title

え、気付かなかった。白いもの?dvd見てみます。

From Kobe

たぶんね
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