津村さんのM2O・2016

モロカイ島からオアフ島までSUPで横断するM2Oのレースが今年も無事終わりました。参加者の数だけそれぞれのドラマが生まれたことでしょう。

私が毎年エスコート艇からサポートしている津村さんは今年63歳。レースのレジストレーションに行ってステッカーを渡された時にすでに「おめでとう!」と言われたそうだ。なんでも今年から60歳から99歳までの部門が新設され、さすがにこの海峡をソロで横断するキチガイ爺さん(失礼!)は世界中で二人だけで8時間以内にフィニッシュすれば入賞確実というわけだ。

コンデションの方は昨年に比べ風が吹き選手たちをプッシュしてくれた。「一番北のコースで行くよ」という言葉通り風上を漕ぐ選手を探しているとすぐに津村さんが見つかった。こっちが見つけたことを知らせようと声をかけると軽くパドルを上げ答えてくれる。コース三分の一ほどはそこそこグライドもし順調に距離を稼いでいたが、その辺から風が弱まり辛そうだ。中盤頃になるとあまり弱音を吐かない津村さんが転んでは休むたびに「辛い」とか「頭が痛い」とか言い出したので心配した。3分の2ほど来た時にはボードからなかなか立ち上がろうとしないので「大丈夫?」と聞くと無言で北の空をパドルで指す。そっちには低い雲があり海を見ると風の線(ウインドライン)がこちらに向かっている。ニヤッと笑い「風が吹いてくるの待ってるの」と言う。さすがに世界の海でレースをしてきたヨットマン、いつも冷静に海峡を読んでいる。

5分ほど休んでいると案の定背中を押してくれる風が吹いてきた。よっこらしょっと立ち上がり再びオアフ島を目指す。今年は天候が悪く途中大雨に降られたりしたが選手の人には涼しくてよかっただろう。目指すオアフ島もやっと見え出し津村さんも気合が入る。チャイナウォールのコーナー辺りで真っ直ぐなコースを取ってきたモエちゃんが目の前にいる。

ゴールまじかのハワイカイに入ると崖近くでサーファーが数人いてムネカタの波も割れている。レース中だというのにお茶目な津村さんは波に乗りたいようで、乗り逃すとまたボードの向きを変え次の波に乗ろうとしている。急げよ。笑

無事にゴールした津村さんのタイムは昨年を大きく上回り7時間を切ったようだ。60オーバーの年齢別では見事1位。石垣島のスーパー爺ちゃん今年もやってくれましたよ。

津村さん曰く「同じ出場費を払うならレースは俺みたいに長く楽しんだ方が得なんだよ。ケニー(金子)なんて4時間半くらいで終わっちゃうんだから損してるんだよ」とのことだが小船で揺られている自分としては4時間半で終わってくれるケニーが羨ましいぞ。(冗談です)

以下レース中の写真です。

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レース前は「もう今年で最後だから」と言っていた津村さん、レース後は「来年のモロカイもあの部屋がいいね」と言ってました。いったい鉄人津村さんの挑戦はいつまで続くんでしょうね。





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