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M2Oの舞台裏

モロカイ島のカウナカカイからオアフ島のハワイカイまで32マイルの海峡(Ka'iwi Channel)をSUPで横断するレースが先日7月30日に行われた。

自分より年配の石垣島の津村さんという人がこのレースに参戦するという心意気に惚れて、コーディネートのようなことを引き受けたのが5年前。それから毎年続け、今では自分が60歳、津村さんが64歳という年齢になっている。合計年齢で勝負できれば多分我々がだんとつで優勝だろう。


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我々はレース2日前にモロカイ島に入り、スタート地点とは離れた場所にステイししばしリラックス。


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あー僕の海パンとあの娘の水着が風に揺れて絡んでいるではないか、などと暇なので馬鹿なことを考えている。


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レース1日前。かっこつけた津村さんの後ろからコースケがこんにちは。ナイス!


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そして説明会。全く英語がわからないので手話を見て理解しようとしている日本人チーム。笑


レース当日。みんながんばれ!
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年々出場者が膨れあがるこのレースだが、エスコートボートから宿、飛行機、レンタカー、ボード、食料品の手配などやることが多くけっこう面倒臭いしお金もかかる。レース当日は我らサポーターは荷物を持ってエスコートボートまで泳ぎ乗船する。レースがスタートすれば今度は200名近いパドラーの中から自分の選手を探さなければいけない。さすがに5年も一緒にやっていると津村さんの漕ぎ方もわかるし、レース前に「少し北のほうを漕ぐ予定」などと教えてくれるので探しやすいが、ゴールまで自分の選手をエスコートボートが見つけられなかったという冗談のような本当の話もあるのだ。

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自分たちのボートを探す。

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ボートが見つかり乗船すればまずは一安心。


自分のエスコートしている選手が見つかればしめたもので、あとは7時間近く陽気なアルゼンチーノ(我らのボートのクルーです)と馬鹿話をしながらビールを飲みラテン音楽を聴き、たまに津村さんを応援する(笑)のだがボートに慣れていない人にとってはこの7時間近い揺れは地獄の苦しみだろう。今年の海峡は例年以上に荒れているので冗談を言いながらも終始四肢を突っ張って写真を撮ったり、片手をハンドレール片手をティンティンにあてアクロバティックに海に放尿したりしなければならなかった。その最中に真後ろから綺麗な女性パドラーなどくるともう本当にお互いに困ってしまうのだよ。


陽気なアルゼンチーノたちはとても気が利くので津村さんのそばに来るとボリュームを最大にあげ大音量でラテン音楽をかけ彼を励ましてくれたり、僕がカメラを持ち出すと「ヒロ、こっちのがいいぞ」とそばの可愛い女性パドラーに近づいたりしてくれる。時々GPSを見ながら「若干北すぎるぞ」とまともな事も教えてくれるのだが「彼は知ってるし言っても聞かないからいいんだよ」とほっておく。

いい奴らなので「チカラはハラは減ってないのか?」とか「水はまだあるのか」とか気にしてくれる。一度水の交換をアリエルに頼んだら海に飛び込んでしっかりと仕事をこなしてくれたが、潮の流れの強い海の中で泳いでもなかなかボートに近づけない。ロープが見つからないので身近にあったホースを海に投げ彼を引きずりあげたが、その様子を見ながら操船しているアリエルの友達はゲラゲラ笑っている。日本人なら一所懸命に助けるところだろうが、いったいどこまで陽気なんだこいつら。

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選手達は洗濯機のような荒れた海面でみんなよく転んだ。津村さんも例外ではなく10回以上は転んで、そのたびに立ち上がった。そのうちにボードに四つん這いになってしばらく立ち上がらないので悔しくて泣いているのかと心配していたら、「あー、あれはただストレッチしてたんだよ」とあとから聞いた。心配を返してくれ。

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津村さんや周りの選手たちが荒れた海になんども投げ出され、そのたびにボードに這い上がる場面を見ていると感動する。みんなすごいです。一緒に14feetのボードで出場した直樹くんは借り物の慣れないボードでたぶん50回以上転んだというから驚いた。涙でぐっしょりのカナちゃんの顔が想像できる。


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そして誰がこんな意地悪なコースを考えたのかというくらいのポートロックを回り込んでからのゴールまでの向かい風。そこだけでも嫌だ。

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すべてのフィニッシャーをリスペクトし最後に津村さんの言葉を引用しておきます。


「今回で5回目、最年長で挑んだモロカイチャレンジ。例年通り甘くはなくしっかり〆られました・・。日本から参加のトモはストック14・総合3位の快挙。コウスケはクラス2位、初参加のナオキさん、モエちゃんも無事に完漕。おいらは6時間50分36秒:クラス3位。120%の力を出し切ったので今はとても満足です。」


夕方から選手達は表彰式に向かったがマウイアンはそんなアメリカンなバッフェを食べている場合ではなく、友人とワイキキの日本人屋台村に向かい$2.90のキリンの生ビールを数本のみ天丼を食い翌日昼前にマウイ島に戻りましたとさ。

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田舎すぎるモロカイ島からボートで大都会のオアフ島に来るのはワープしたみたいでちょっと面白い。でもやっぱりバランスのとれたマウイがノカオイだなあ。







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