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今はまだ人生を語らず

6月後半から7月前半までの2週間、日本に行ってました。通常春、秋に行っているのでこの梅雨の時期に帰ったのは何十年ぶりだろう。毎日曇りと雨で太陽を拝んだのは最初の日と帰りの日くらいだったかもしれない。

アメリカの独立記念日の7月4日は私と妻の30回目の結婚記念日でアフリカに行こうとかヨーロッパに行こうとか妻は夢を膨らましていましたが、7月3日にパシフィコ横浜で行われる吉田拓郎さんの最後のコンサートをどうしても観たいという私のわがままを受け入れてくれ、母の容態を見舞うついでに青春時代大いに感化された拓郎氏のファイナルコンサートを観ることができました。

そのコンサートで印象的だったのは「この歳まで生きているといろんな不幸や心を寄せなければいけないことがたくさんあるのですが、私は不謹慎かもしれませんが昔のことを思うより半歩でも前に進んで生きていきたいのです。」との言葉を裏付けるようにコンサートでは僕らの記憶に残っている昔の歌ではなく今の歌を数多く歌ってくれました。「この歌みんな知らないでしょう?アルバム買いなさい」と相変わらずラジオのような軽妙なトーク。「洛陽」の前奏をジャーンジャーンジャーンと生ギターで弾き客席がウォーとなったところで「こういうのはやりません」とがくっと裏切られましたが、いつの時代にも神田川や心の旅、22歳の別れなどを歌っているあの方達よりは数段かっこいいじゃないですか。

最近拓郎の歌を聴きだした相方は昔の歌より今の歌の方が好きなようで、私も昔の熱い時代の曲は思い入れが多すぎるのでクールダウンして最近では今の拓郎さんの曲を聴きこんでいますが大昔の「ともだち」を歌われた時には涙腺崩壊してしまいました。

アンコールでは「この指とまれ」。この歌は拓郎の真骨頂、当時のニューミュージックの甘ったるい人たち(アリスや長渕剛)をバッタバッタと切り捨てて小気味好い。

この指とまれ この指とまれ 君のまわりは変じゃないか 何か気づいた事ないか あいつはいつもの 笑顔でいるけど 胸の中にまたひとつ やばい事隠してる 友達づらして 手招きするけど 俺ら あいつを見捨てたよ この指とまれ この指とまれ ガキの遊びじゃあるまいに 俺ら お先にチョイトゴメン 俺ら お先にチョイトゴメン

信じることは義理じゃない 人の自由って何だったい 言葉たくみな奴等も だけどすべてにおさなくて あやつるつもりが 気づいたら不自由で 出まかせ言うな 愛など語るな 俺ら とにかく 大キライだね この指とまれ この指とまれ 甘いケーキは食えないよ 俺ら 明日にチョイトゴメン 俺ら 明日にチョイトゴメン

浮かれてるのは誰だってさ やましいこともあるもんだ 逃げたからって アンタなんかに ひきょうだなんて言わせないぜ 外の景色も人の心も 変わってきたけど 人間なんだ 忘れちゃこまるよ 俺ら 気ままでいいんじゃないか この指とまれ この指とまれ なぐさめもないのに 俺ら とにかくチョイトゴメン 俺ら とにかくチョイトゴメン



恥ずかしいけど思わず右手の人差し指上げちゃいました。

最後の最後は「人生を語らず」今はまだまだ人生を語らずって歌詞を72歳のタクローが歌うところがすごい。まだまだ先に続くようでいいじゃないですか。

恥ずかしいけどみんなと一緒に拳を振り上げちゃいました。

日本旅行のブログを書こうと思ったのに吉田拓郎賛歌になっちゃいましたね。タクローちゃん、服装とか演奏はあまりかっこいいとは思わないけど(どちらかというと野暮ったい)自分に正直なこの方がとても好きです。
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御伽草子

やあ、元気?
拓郎といえば、僕には御伽草子です。
いまでもしょちゅう聴いています。
タイトルソングが自分の拓郎No.1ソングだけど
歌詞がずば抜けていたのは「制服」という曲でした。
集団就職で上野駅に降り立った女学生を歌った物語は
いまでも心に響きますね~。
よしだたくろう・・ラストコンサートでしたか~

No title

お、種子島のヤスくんかい?僕は「元気です」が、だんだんサーフィンからフェードアウトしていってる感じ。今朝も波は豊富だったけど周りが知らない若者ばかりで、、、。
お伽草子も制服も名曲だけど最近の老成した拓郎さんの曲も良いよ。コンサートはラストだけれど、音楽活動は続けていくって。もうすぐWOWOWで3日間くらい拓郎の特集やるのでみてね。
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Author:HIRO吉
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